オンライン診療はじめました!(当院の新型コロナウィルス対策について)
当院では、新型コロナウィルス(COVID−19)感染拡大を受け、オンライン診療を本格的に開始しました。
新型コロナウィルス感染症の症状はかぜの症状に似ています。そのため、熱、咳、鼻水、鼻づまり、体のだるさなどの症状が出はじめた数日間は「ふつうのかぜ」なのか「新型コロナウィルス感染症」なのか、症状や診察では区別をすることはなかなかできません。仮に新型コロナウィルス感染症であっても、約8割の方は軽症で普通のかぜのように1週間ほどで治ると言われています。またPCR検査は感度が高くない(検査が陰性であっても新型コロナウィルス感染が否定できない)ため、やみくもにかぜ症状のある方全員にPCR検査をすることは限りある医療資源を適正に使えていないだけでなく、感染を拡大を予防する意味でも得策とは言えません。
かぜと新型コロナウィルス感染症を見分けるのに一番大切なのは「時間経過」と言われています。ご自宅で十分な睡眠と水分をしっかりとり、毎日の発熱を記録してください。症状出現してから2週間は外出しないことが理想的です。
ご自宅での療養生活にあたってお薬が必要な方、不安を抱えていらっしゃる方、ぜひオンライン診療でご相談いただけたらと思います。
当院では、セキュリティ信頼度の高いSSL通信を採用した「Yadoc」と提携してオンライン診療を行っております。
初診でも再診でも、スマホをお持ちの方ならアプリを登録するだけで簡単に診療を受けることができます。(病状に応じて対面診察や往診に切り替えて診察させていただくことがあります。)
オンライン診療の詳細な手順は下記のリンクを参考にしてください。↓↓
重症の方を診る医療機関に患者さんが集中して医療崩壊を起こさないためにも、私たちのような地域のクリニックがきちんとした感染予防対策を行い、初期診療に当たることはとても大切だと考えています。かぜ症状でお困りの方、外出を控えているけどいつものお薬が必要な方、ぜひオンライン診療をご検討ください。
また、直接クリニックにご来院される方が安心して通院いただけるよう、以下のような取り組みも行っております。
- 発熱・かぜ症状のある患者様は院外(自家用車など)で診察
- 電話再診・オンライン診療・往診のフレキシブルな対応
- 1時間に1回の換気の徹底
- スタッフの手指消毒、医療用品の衛生管理など感染対策の徹底
- ドアノブ、取手、手すりなどを消毒液で除菌
- 接触感染予防のため、雑誌や新聞などの紙類の撤去
毎日慌ただしく診療しているうちに、気づいたら桜も散っていました。
今回の新型コロナウィルス関連肺炎で命を落とされた方々にお悔やみ申し上げるとともに、影響を受けた方の1日も早い回復と感染収束を心よりお祈りいたします。
日々の最新の情報をアップデートし、私たちができることを精一杯の診療をしていきたいと思います。
本サイトはこちら↓ http://www.arakawanaika.com/