内装工事① 仕事納め
内装工事が順調に進んでいます。
フローリング、クロス張りがほぼ終了しました。
受付の背面には市松模様のエコカラットをつけてもらいました。
エコカラットは、快適な湿度を保ち、匂いや有害物質を低減しくれる機能タイルになります。
こちらは採血と点滴室で、天釣りカーテンで仕切る予定です。
今週で今までお世話になった市中病院を退職させていただきました。
引っ越し自体は6月ですが、クリニック開院が近づくに連れて打ち合わせなどで刈谷と福井を行ったり来たりになり、入院患者さんの主治医として中途半端になってもかえってご迷惑にもなるので、4月で一旦退職という形を取らせていただきました。
大学病院時代からの週1の外勤を含めると8年間お世話になった病院でした。
恩師に恵まれ、内視鏡やエコーの勉強をたくさんさせていただき、総合外来や人間ドッグを通して幅広い疾患を診る力や予防医学の大切さを教わりました。
コメディカルのレベルがとても高く、看護師さんを始めリハビリスタッフ、検査技師さん、MEさん、栄養士さん達が職業の垣根なく専門的な意見をどんどん伝えて下さるので治療方針をたくさん相談させてもらいましたし、MAさんや事務の方から保険診療やレセプトのことを色々と教えていただきました。
担当患者さんが退院される際にはソーシャルワーカーさん、退院支援や訪問看護ナース、ケアマネさん達とみんなでカンファレンスを行い、社会生活に戻ってからの患者さんやそのご家族をどうサポートできるかたくさん話し合いました。
入院して病気を治療することは患者さんの人生のほんの一部でしかありません。病気や廃用がある方の社会とのつながり方、それを支援する福祉サービスを適切に提供することが人生を豊かに生きる上で非常に大事なことだとわかりました。
長く大学病院にいて専門的な知識や手技を追いかけて視野が狭くなっていた自分が、ここの病院で働くことを通してチーム全員で患者さんをサポートする医療スタイルの大切さを認識することができ、本当に感謝しています。
退職と開院にむけて、各方面の方々から励ましのお花をいただきました。
家の中がお花のいい香りに包まれて、とても幸せです。ありがとうございます。
クリニックは院長がしっかり切り盛りしますが、私自身はまだ消化器科医としても総合内科医としても成長したい部分があり、しばらくは市中病院で勤務医を続けながら、クリニックの手伝いをしていきたいと思っています。これからも何卒よろしくお願いいたします。
本サイトはこちらから。⬇️