内部大工工事③ 受付カウンター
ここ数日でさらに内部の工事が進みました。
まず天井が張られました。
たくさんあった配線がまとまって、電車のつり輪のように整然とぶら下がっています。
次に天井や壁面全てにビニールシートを張っていただきました。これは、鉄骨材が結露して、水滴が内部に侵入するのを防ぐための大和ハウス独自の工法とのことです。
その後、間仕切りを作っていただき、部屋の区切りができました。
こちらは受付カウンターです。
モニターの大きさやスタッフの目線、患者さんが使いやすいような高さを考え、設計士さんや家具屋さんと綿密に打ち合わせして決めたのですが、いざ出来上がってみると患者さんにお薬をお渡しするのにはやや高すぎることがわかりました。
院内処方なので、お薬をお渡ししながら内容をご説明すると、スタッフがカウンターに覆い被さるようになってしまうのです。
慌てて営業さんと監督さんにご相談し、なんとか高さを10cm下げていただくことになりました。
(ご無理を聞いて下さり、本当にすみません。)
いろいろなものが形になってきて、実物を見て初めて気付くことも多く、クリニック作りの難しさを感じます。
今回のことは医療事務経験の長い母が気付いてくれました。
自分の職種以外のところの使い勝手は気付きにくいことが多く、よいものを作るためには、色々な立場の方からご意見をいただく姿勢が重要だと改めて感じました。